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   <title>高齢出産の情報</title>
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   <title>ダウン症候群</title>
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   <published>2009-07-02T16:33:56Z</published>
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      ダウン症候群とは、21番目の常染色体の異常による先天的な疾患で、新生児の染色体異常では最も多くなっています。

90%以上が通常より1本多い3本あるトリソミー(数的異常)ですので、21トリソミーとも言われる場合もあります。

1000人に1人に割合で生まれますが、妊娠出産時の母親の年齢が高くなると発生率も高くなることが分かっています。

ある調査結果では、母親の年齢が30歳未満で1500人に1人、30歳～34歳では800人に1人、35歳～39歳で270人に1人、40歳～44歳で100人に1人、45歳以上になると50人に1人の割合で発生するとされています。

これは、卵子形成過程に染色体が分離しない染色体不分離が、母親の加齢によって増加するためと考えられていますが、父親に由来しているものもあります。

母親に由来するものと父親に由来するものの比は4:1といわれています。

ダウン症候群の特徴として、生まれた時から筋緊張が弱いことが多いため、体が柔らかく授乳が難しかったり、授乳に時間がかかるなどする場合もあります。

また、外見的な特徴では、顔の中心部の成長に比べ顔の外側の成長が大きいため、鼻の付け根が低く、つりあがった目や、目と目の間隔が広いなどの特徴があります。

約半数の赤ちゃんには心臓などの内臓の奇形が見られ、屈折異常や白内障、停留精巣などを持つ赤ちゃんもいます。

運動発達や知的発達は遅れがちですが、その程度は人によってさまざまです。
中には画家や音楽家といった芸術家になられた人もいます。
      
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   <title>高齢出産のリスク</title>
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   <published>2009-07-02T16:33:04Z</published>
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      高齢妊娠や高齢出産とは、おおよそ35歳以上での妊娠や出産のことをさします。

女性の身体が年を経る毎に徐々に老化し衰えていくのに伴って、妊娠・出産に対する危険性やリスクも増していくとされていて、そのリスクを回避する注意を喚起しています。

では、35歳を過ぎると、女性の身体の何がどう変わっていくのでしょうか。

まず挙げられるのが、染色体の変化です。

人間の身体は通常、22組44本の常染色体と、1組2本の性染色体を持っています。

母親の卵子と父親の精子が受精した時、遺伝子情報は常染色体によって伝えられ、性別は性染色体によって決定します。

男性の精子が毎日新しく作られていくのに対し、女性は、一生分の卵子をその身体の中に持った状態で生まれ、卵子を新しく作るということはしません。

身体の成熟・老化と同様に、この卵子も年齢とともに成熟し、やがて徐々に老化が始まります。

卵子の老化に伴い、染色体の数や構造が変化してしまうことを染色体異常といいます。

染色体異常を持って生まれてくる赤ちゃんは、赤ちゃん全体の0.6%と言われていて、染色体の異常の多くは、妊娠初期に流産してしまいます。

生まれてきた赤ちゃんは、発達遅滞や知的障害などの影響があらわれますが、異常が起こった染色体の場所によって、あらわれ方も違ってきます。

また、同じ場所での染色体の異常でも、あらわれ方が全く同じと言う事はありませんので、○○症候群という呼ばれ方を使っています。
医療の発達に伴い、手術や投薬による治療も可能になっている症候群もあります。
      
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   <title>不妊治療の費用</title>
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   <published>2009-07-02T15:52:42Z</published>
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      不妊治療は高額だからと、治療は勿論、受診をもためらっている方が多いと思います。

確かに健康保険の適用外の検査や治療も多く、そういった検査・治療はすべて全額自己負担ですので、高額になってしまいます。

また、特殊な検査、高度な技術や特別の装置を使うような検査が多いことも、高額になってしまう理由の一つです。

受診のたびに同じ検査を受けなくてはならなかったり、一度に同じ検査を複数回受けなくてはならないために、治療が進めば進むほど費用がかかることもあります。

検査や治療にかかる、だいたいの費用をあげてみました。

・初診(健康保険適用) 800～3000円ていどです。
・男性の精液検査(健康保険適用)   300～4000円。
・ヒューナーテスト(健康保険適用)  100～3000円
・タイミング療法(健康保険適用) 2000～7000円。
・人工授精 一回につき10,000～20,000円。
・体外受精 200,000～400,000円。
・顕微授精 体外受精の治療費+50,000～100,000円。

金額は病院や施設によって大きく異なる場合があります。

受診する前に、病院に確認することをおすすめします。

また、自治体によっては、不妊治療費の一部を助成しています。

こちらも一度お住まいの自治体へ確認してみましょう。

大切なのは、「治療費の金額=治療の質」ではないということです。

高いから良い治療が受けられるとか、安いから良い病院だという事はありません。

不妊症というのは、人によって原因は全て異なっています。
治療費の高低で選ぶのではなく、自分が不安に感じていること、疑問に思っていることを全てぶつけられることが出来、そして納得のいく回答を得られる医師のいる病院を選びましょう。
      
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   <title>流産の原因</title>
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   <published>2009-07-02T15:43:16Z</published>
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      流産は、妊娠数全体の約15%で起こるといわれており、特に高齢出産においてのみ起こるものではありません。
ですが、妊娠時の母親の年齢が高くなるほど、流産する率が高くなることがわかっています。
ある調査結果では、25歳から35歳の間での自然流産率が10%ほどなのに対して、35から39歳では倍の20%ほどになり、40歳以上になると40%以上となります。

流産をしてしまう原因は、全てが解明されているわけではありませんが、流産した胎児を調べてみると、染色体に異常がある場合が多く見られることがわかりました。
このため、流産の原因の多くは、胎児の染色体異常であると考えられています。

つまり、高齢での妊娠で流産が多く発生するのは、染色体異常の発生率が多いためといえます。
胎児の染色体に異常がある場合でも、流産することなく妊娠が継続される場合もあります。
現代では、妊娠初期に羊水検査を行うことで、胎児の染色体異常の診断も可能になってきています。

染色体異常は卵子が老化しているために起こるもので、予防法を考える事は非常に困難です。

高齢での妊娠のリスクの一つに、流産の可能性が高くなるということを、常に心構えとして持っていることが望まれます。
そして、万が一流産してしまっても、前向きに考えていくための覚悟も常に持つ努力も必要です。
高齢での妊娠出産は、確かにいろいろな面でのリスクが高くなる可能性がありますが、必ず起こるということではありませんし、妊娠自体を否定されるということでもありません。
      
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   <title>高齢出産のメリット</title>
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   <published>2009-07-02T14:38:30Z</published>
   <updated>2009-07-02T14:39:56Z</updated>
   
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      高齢妊娠・高齢出産というと、そのリスクばかりが話題になりがちですが、高齢で妊娠出産することのメリットも多く挙げることができます。

まず第一に、精神的なゆとりがあげられるでしょう。
子育てに一番必要なのは、親のおおらかな気持ちだとも言われます。
高齢出産で母親になる女性は、母親自身の人生経験が豊かであるという事であり、その分精神的にも強く、冷静に物事を判断することができるということでもあります。
そのため、子育て中も心に余裕をもつことができます。

次に挙げられるのは、金銭的なゆとりではないでしょうか。
男性でも女性でも、30歳を過ぎる頃には、自分の人生設計もきちんと考えられている方がほとんどだと思います。
住居の問題などにもある程度の目途はつき、それなりの貯蓄も出来ているころです。
お金の心配が要らないという金銭的な余裕は、心のゆとりにも繋がっていきます。

生まれてくる子どもに対してばかりでなく、母体にもメリットはあります。
高齢出産された女性は体調が良くなり、若く見られるようになると言われます。
これは、妊娠出産によって女性ホルモンの分泌が多くなることが関係していると考えられています。
実際に冷え性が治ったとか肌が若返ったなど、医学的にも認められている現象もあります。
また、高齢で出産することでのリスクを考え、自分自身の食生活の改善や、積極的に適度な運動を取り入れたりするなど、健康管理にも気をつけるようになることで体調もよくなっていくようです。
      
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   <title>染色体異常</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:46Z</published>
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      高齢出産のリスクの一つに染色体異常があります。
人間の体には、22組44本の常染色体と1組2本の性染色体がありますが、この染色体になんらかの異常が起こると、発達遅滞や知的障害などの影響があらわれます。

あらわれ方は異常の起こった染色体の場所によって違ってきます。
簡単にまとめてみました。

・ダウン症候群
1000人に1人の割合で見られ、ほとんどが21番目の染色体が1本多い、3本ある異常です。
心臓の奇形が約半数の赤ちゃんに見られ、運動発達や知的発達の遅れの程度は、人によってさまざまになります。

・エドワーズ症候群
13番目の染色体が1本多い異常で、1万5000人に1人の割合で生まれます。
小頭症や目の異常、心臓の奇形などを伴うことが多く、生命予後の厳しい病気です。

・バトー症候群
18番目の染色体が1本多い異常で、1万人に1人の割合で生まれます。
心臓や消化器官、中枢神経系の奇形を伴うことが多く、1歳の誕生日を迎えられるのは10%と言われていますが、医療の進歩で退院できる赤ちゃんも増えてきました。

・ターナー症候群
女性の性染色体であるXXが、Xだけという性染色体の異常です。
女の子2500人に1人という割合で生まれます。
幼児期の低身長や二次性徴の遅れなどが見られ、成長ホルモンや女性ホルモンの投与が行われます。

・クラインフェルター症候群
男性の性染色体であるXYがXXYとなる異常で、男の子1000人に1人の割合で生まれます。
高身長で手足が長くなりますが、外見的には目立った特徴がないため大人になるまで気付かないことが多く、思春期以降の二次性徴の遅れや男性不妊で初めて分かる場合もあります。
男性ホルモンの投与などが行われます。
      
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   <title>妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:46Z</published>
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      妊娠中毒症は、高血圧、尿たん白、むくみ(浮腫)のうち、妊娠前にはなかった症状が妊娠したことで一つ以上見られる場合のことをさして使われていました。
しかし2005年に、日本産婦人科学会によって、むくみは項目から外され、名前も「妊娠高血圧症候群」とあらためられています。

妊娠高血圧症候群になる原因ははっきりとはわかっていませんが、かつての名称にあるような、何か毒のようなものの中毒でなるのではない事はわかっています。
名称が改められた理由のひとつも、ここにあります。
現在考えられているのは、妊娠によっておこる様々な生理現象に母体がうまく対応できないことが原因ではないかということです。

妊娠高血圧症候群は、どの年齢の妊婦でも起こり得ますが、高齢妊娠の場合は、発生率が高くなります。
34歳以下の妊婦での発生率が11%程であるのに対して、40歳以上の妊婦では約30%という高い率で発生するという報告もあります。
加齢とともに血管も老化するので、血圧が高くなりやすいためと考えられています。

症状を軽視し、そのまま放置しておくと、子宮へ流れる血液の量が減少し、胎盤の働きが低下して胎児の発育が悪くなってしまう可能性がありますし、母親自身の腎臓や肝臓にも障害を起こす危険性があります。
特に高齢妊娠の場合は、少しでも症状を自覚したときは、早めに産婦人科医に相談しましょう。

予防は、年齢にかかわらず、減量と減塩が有効です。
高齢妊娠の場合は、肥満や血圧家系の妊婦は特に注意し、予防に努めましょう。
      
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   <title>多胎妊娠</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:46Z</published>
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      不妊治療を行なう上で考えておかなくてはならないことの一つに多胎妊娠があります。

多胎妊娠とは、一度に二人以上の胎児を妊娠することです。
二つの妊娠が起こることを双胎といい、三つ起こることが三胎となり、それ以降、四胎、五胎といいます。
自然な妊娠で多胎妊娠になる場合もありますが、最近では不妊治療を受けたことによる多胎妊娠が増えてきています。
多胎妊娠は、胎児・母体ともに大きなリスクを背負うことになりかねません。

統計によりますと、多胎妊娠の発生率は1980年代前半頃から上昇してきていることがわかります。
日本において、1984年からの10年間で、双胎の発生率は1.2倍増加し、三胎は2.7倍、四胎では6.7倍、五胎で4.2倍になっています。
三胎以上の多胎妊娠で考えますと、1995年には1974年の5倍の発生率になっています。

不妊治療を行なう一番の目的は妊娠の確率を上げることであり、その結果出生数が伸びるにつれて、双子以上の妊娠出産も増加しています。
原因として、まず一つは、排卵誘発剤の使用が挙げられます。
卵巣の反応が強すぎて、卵胞が非常にたくさん発育してしまう場合があるからです。
そういった場合は、多胎妊娠が起こることによるリスクを考えて、妊娠しないように治療を一時中断する場合もあります。

次に挙げられるのは、体外受精・顕微授精での治療の際に、妊娠の確率を上げるために複数の胚を移植した場合です。
日本産婦人科学会では、こうしたリスクを制御するために、移植する胚の数を3個以下と定めています。
      
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   <title>多胎妊娠のリスク</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:46Z</published>
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      多胎妊娠による最大のリスクは、胎児、母体双方の安全に対してです。

出生死産の割合は、単胎の場合が分娩1000に対して3.8であるのに比べて、多胎では15.7となり、約4.1倍にもなります。
また、多胎児の新生児死亡率も高いことがわかっています。
2000～2003年の4年間で、単胎の早期新生児死亡率が出生1000に対して0.70であるのに比べ、多胎では7.27と、実に9.18倍にもなります。
他にも、流産や早産、障害の割合も高くなることが報告されています。

妊娠中の母体への影響として考えられるのは、つわりの症状が出やすいことです。
お腹の中の胎児が多いことで妊娠ホルモンが急激に上昇するために起こります。
また、胎児の生育に必要な鉄分も単体よりも増えますので、慢性的な貧血が起こりやすくなります。
妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症といわれていたもの)や合併症の発生率も増加します。

このように、多胎妊娠には、単胎妊娠に比べ大きなリスクを背負いかねない危険性があります。
不妊治療での出生率の増加に伴い、多胎妊娠の数も伸びている現状では、不妊治療を行なう際に、多胎妊娠を避けるための手段が取られています。
日本産婦人科学会では体外受精・顕微授精で移植する胚の数を3個以下と定めています。
それでも、多胎妊娠になった場合で、母子の安全への影響を考えたとき、減胎手術をしなければならない場合もでてきます。

多胎妊娠に対する不妊の治療方針は病院によって様々になりますから、その病院の治療方針をしっかり調べ、より自分達に合った病院を選ぶことが大切です。
      
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   <title>減胎手術</title>
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      二人以上の胎児を妊娠する多胎妊娠は、胎児も母体も、様々なリスクを背負うことになります。

不妊治療を行なう際に、多胎妊娠が起こらないような方法が取られていても、そうなってしまった場合、母子の安全を考えて減胎手術をしなければないない場合が出てきます。

今、一番多く用いられている方法は、妊娠9週から12週目の妊娠初期に、子宮のなかの減胎する胎児のいる胎嚢(たいのう)に、超音波で針を確認しながら、直接針を刺し、化学薬品を注入するという方法です。
亡くなった胎児は、通常、母体に再吸収されることが多いですが、流産という形になる場合もあります。
減胎手術をしても、子宮内に残された胎児への影響は少ないと考えられていますが、確かな結論は出ていませんので、リスクが全くないというわけではありません。

また、現在の日本産婦人科学会の方針として、この減胎手術は禁止されていますので、減胎手術を行なう病院・施設は限られています。

不妊治療の方法は病院や施設によって違います。
・治療方法を簡単にステップアップしない
・排卵誘発剤は使わない
・顕微授精は可能な限り避ける
など、多胎妊娠にならないような方法で不妊治療を行なう医療機関も増えてきています。
特に高齢で行なう不妊の治療法の多くは、体外受精や顕微授精など、多胎妊娠になる可能性のある治療法になりますので、その治療法に対してのいろいろなリスクやケースについての知識をしっかり持ち、自分達にあった治療方針の病院を選ぶようにしましょう。
      
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   <title>「子どものいない生活」という選択</title>
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      不妊治療を懸命に試み、長年にわたって努力してきたのに、残念ながらいろいろな原因で赤ちゃんが授からないという場合もあります。

どんなに努力していても、また、どんなに赤ちゃんを望んでいても、いつかは不妊治療を終了しなければならない日が来ます。
妊娠・出産に対する体力的な不安、さらには、出産後十何年にわたる育児にたいする体力への不安、また、不妊治療にかかる費用の問題などなど、理由は人によりそれぞれです。

不妊治療をやめてしまう事は、何かに負けてしまったような気になることも、自分達に非があるように考えてしまうこともあります。
周囲の家族や身内、友人などが、治療を終えることに理解を示してくれないこともあるかもしれません。

しかし、二人にとってこれからの一番望ましい生活の形を決めるのは、最終的にはやはり二人しかいません。
「子どものいない生活」を送るという決断も、二人によってなされるべきものです。

不妊治療を終えることを決めたカップルの多くは、新たなチャンスのための、新しい扉が開かれたと感じるといいます。
妊娠後のことを考えて、不妊治療中は保留にしてあった夢や希望の実現に向けて生活を立て直していくことを思えるようになります。
そのための新しい目標をたてることも出来ます。

そうした新しい生活を得るためには、不妊治療の終了を、カップルの二人ともが、同時にきちんと受け入れられていなくてはなりません。
必要ならば、専門家による心への手助けを受けることも大切です。
      
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   <title>タイミング療法</title>
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      30歳前半くらいまでの女性の不妊治療は、比較的身体に負担のかからない、タイミング療法や人工授精といった方法が行なわれます。
タイミング療法とは、基礎体温を測って排卵の周期を予測し、排卵日を狙って性行為を持つことで妊娠をするという方法です。
専門医の下でしっかりと指導を受けながら、正確に排卵周期を予測することができれば、この方法による妊娠の確率は随分と高くなります。
現在、不妊専門の病院で妊娠が一番多いのも、このタイミング療法になっています。

タイミング療法の一番の利点は、治療費がそれほど掛からないということです。
また、ほとんど自然に近い状態での妊娠になりますから、ほかの治療法に比較して流産の危険性も低いと考えられています。
治療から妊娠に至るまでの身体への負担も少ないため、女性にとってはいろいろな面で安心できる治療法といえると思います。

逆に、欠点としては、妊娠するまでの時間が掛かりやすいということがあげられます。
不妊の心配の何もないカップルでも、妊娠する確率は、一回の排卵周期で20～25%程度といわれていますので、多少でも不妊の原因のあるカップルでは、4～5回以上かかっても不思議ではありません。
通常は、一年ほど様子をみて、それでも妊娠しない場合は、人工授精などの次のステップを考える場合が多いようです。

少しでも不妊の心配のある方は、まずは基礎体温を測り基礎体温表をつけましょう。
自分の身体の周期を知り、その周期に基づいて性行為をもつことは、最初の不妊治療でもあり、最も妊娠の確率の高い方法でもあります。
      
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   <title>人工授精</title>
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      タイミング療法で不妊の治療を続けていてもなかなか妊娠しない場合、人工授精を希望する場合が多くなります。

タイミング療法の利点として、治療費が掛からず、身体への負担も少ないことが挙げられますが、反面、妊娠までに時間が掛かってしまうこともあります。

特に高齢での不妊治療では、時間がかかってしまうとその分妊娠しにくくなることも考えられますし、妊娠後の流産の危険性も高くなってしまうことから、早い段階で人工授精を選ばれる方が多くなります。

人工授精とは、別に採取した精液を、直接子宮に注入する方法です。
カテーテルと呼ばれる細い管を使って、精子を卵子と受精しやすいところに人工的に注入して受精を促します。

次のような場合も、人工授精が選ばれます。
・子宮頚管内の粘液の分泌が正常でない場合
・男性の精子が少ない(4000万程度まで)場合や無精子の場合
・性交障害がある場合
夫が無精子症の場合は、夫以外の精液を使って人工授精します。

最近では精子を遠心分離機にかけて、優良な精子だけを選別して注入する方法が一般的になってきています。

受精に問題のない精子と卵子でも、人工授精が成功するとは限りません。
妊娠の確率は、施設によって異なりますが、約10～20%といわれています。
人工授精で妊娠が可能な場合は、4回までには90%を超える確率で妊娠しますので、ひとつの目安と考えられています。
6～8回行なって妊娠できない場合は、次のステップである体外受精に進む場合が多くなります。
      
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   <title>体外受精</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:45Z</published>
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      女性の体内での受精が難しいとなった場合に行なわれるのが、体外受精です。

人工授精が、別に採取した男性の精子を女性の体内へ注入することで受精させるのに対して、体外受精は卵子を女性の卵巣から取り出して受精させ、また女性の体内に戻す方法になります。

取り出された卵子は、男性の精子と受精させた後、シャーレーなどで数日間培養され、細部分裂(分割)の始まりを確認してから女性の体内(主に子宮)に移植されます。
そのため体外受精が行なわれ始めたころには「試験管ベイビー」といわれたこともあります。

体外受精が行なわれるのは、「妊娠成立の見込みが体外受精以外の医療行為によってはないと判断された」場合です。
例えば、両方の卵管が閉塞していて、自然排卵が望めないような場合があります。
ほかには、次のような場合があります。
・精子の数が少ない、精子無力症など、精子に問題がある
・精子に対して抗体がある
・重い子宮内膜症
・原因不明の不妊症
・高齢での不妊

体外受精は次のステップで進められます。
排卵誘発→採卵→精子採集・調整→受精→培養→胚移植
そして、移植後は黄体補充をし、妊娠判定が行なわれます。
まずは、医師からしっかりとインフォームドコンセントを受けてから、スケジュールが組み立てられます。

体外受精で妊娠する確率は20～40%といわれ、病院や施設によって差が出てきています。
これは、卵子の凍結方法や移植の方法などの違いによります。
また、費用も施設によってまちまちとなっています。
      
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   <title>顕微授精</title>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://8web-v.com/">
      顕微授精は、受精を女性の体内でなく体外で行うという点で体外受精の一つの方法ともいえますが、体外受精よりも一歩踏み込んだ不妊治療法となります。

体外受精が、一個の卵子が5万個ほどの精子と自然に受精するのを待つのに対して、顕微授精は、顕微鏡を使い、精子1個を卵子1個に直接注入して受精するのを待ちます。
卵子や精子の採取や、受精後の培養、移植といった、受精の仕方以外の方法は、体外受精と変わりはありません。

現在主流となっている顕微授精の方法は、ICSI(イクシー:卵細胞質内精子注入法)という方法です。
卵子の細胞質内に精子を一個だけ、極細のガラス管に吸引させて注入します。

ICSIは、精子の動きがあまりよくなくても、卵子に直接注入しますので、非常に効率的で、乏精子症や精子無力症といった男性側の原因によって自然受精が困難な場合の不妊治療として有効です。
精子は、射精された精子でも、されていない精子でもよく、さらには凍結された精子でも、受精可能です。
ただし、奇形のあるものや動きのおかしい精子は使えません。

この方法は、1992年にベルギーで初めてヒトに成功してから、数十万例以上の成功例があり、確立された技術となりました。
顕微授精で妊娠する確率は、全国平均で28%ほどとなっています。
費用や排卵誘発剤の使用方法など、施設によって異なりますので、どの施設がどのような方法に取り組んでいるのか、よくリサーチすることが必要です。
      
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   <title>高齢での不妊治療</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:45Z</published>
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      高齢での不妊の治療法として主なものは、体外受精と顕微授精になります。

30歳前半くらいまででは、タイミング療法から始めて様子を見たあとに人工授精を試みるなど、身体への負担が比較的少ない治療法を行ないながら妊娠を待ちますが、40歳に近い年齢で不妊治療を始める場合は、早い段階で、体外受精や顕微授精などの妊娠する確率のより高い高度不妊治療を行なうことになります。

その理由は、40歳代が近づくにつれ、妊娠する可能性が年々確実に減ってしまうことと、妊娠しても流産してしまう確率が逆に年々高くなってしまうからです。

また、高齢での高度不妊治療も、いつまでも可能という事はなく、年齢的な限界はあります。
体外受精や顕微授精のためには卵子の採取が必要です。
様々な薬やホルモン剤を使って排卵を起こさせ、卵子の採取が可能な間は、不妊治療を受けられます。
しかし、卵子の老化自体を止めこることは出来ません。
卵子の老化が進めば、受精する確率も、妊娠を継続させられる確率も低くなってしまいます。
つまり、卵子の採取が可能な間でも、治療の効果は年々期待できなくなってしまうということです。
さらに、費用の面を考えても、高額な体外受精を何度も受ける事は難しいといえます。

高齢になってから妊娠・出産をお考えの方は、最初から不妊ということを意識されたほうがいいかもしれません。
そのうえで、基礎体温を測り、排卵周期を知った上で性生活を持つなど、確実な妊娠に努めましょう。
      
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   <title>体外受精の現状</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:45Z</published>
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      日本産婦人科学会の報告では、2005年までに日本国内で体外受精で生まれた赤ちゃんは、累計で11万7589人とされています。
また、2003年の体外受精での出生児数は1万7400人で、全出生数の1.5%となり、65人に1人の割合で体外受精による赤ちゃんが生まれていることになります。

1978年に初めてヒトでの体外受精に成功してから、現在までに、その技術は確立したものとなりました。
また、1992年には、より高度な顕微授精が成功し、不妊治療に大きな成果をもたらしています。

その一方で、一回あたりでの体外受精での妊娠の成功率はそれほど伸びてはいないこともわかっています。
つまり、体外受精の治療数や体外受精での出生数の伸びは、不妊患者の数の伸びであるとされています。
不妊患者の数が伸びている背景には、高齢での妊娠・出産をされる女性が増えていることが挙げられます。
そのため、安心して妊娠・出産ができる年齢の限界は35歳以下であるという認識をあらためて呼びかける産婦人科医もいます。

女性が40歳以上で、なおかつ不妊治療を何度も受けても妊娠しない場合は、卵子の加齢による質の低下が原因になるケースが少なくありません。
その解決方法として、現在盛んに研究されているのが、「卵の若返り」と「クローン技術」です。
これらの技術は安全性が十分確立されていないために、日本では許可されていませんが、将来的にこれらの技術が確立されれば、不妊治療にも新たな広がりが生まれると思います。
      
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   <title>元気な卵のために</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:45Z</published>
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      高齢での不妊治療では、体外受精・顕微授精による治療が多くを占めます。
体外受精・顕微授精の成功のカギは、健康な卵子が採取できるかどうかにかかってくるといわれています。
もともとの卵子が元気なら、受精した卵が順調な経過を進むことが望めるからです。

元気で良い卵のために、様々な薬が使われる場合もあります。
卵が自然に育っている場合は、卵が成熟するのを見守り採卵しますが、排卵が不規則だったり排卵がない場合は、卵を作り、育てるために排卵誘発剤が使われます。

治療の最中での薬剤の投与も大切ですが、日々の食生活の中で、自分自身で気をつけることで、元気な卵のためになることもあります。

最近、赤ちゃんを待ちわびる女性の間で話題になっているのがルイボスティーです。
ルイボスティーは活性酵素を除去するといわれている、ノンカフェインのお茶です。

ルイボスティーに豊富に含まれているポリフェノールが、活性酵素を除去して、細胞の
老化を食い止めるといわれています。
身体を温めてくれる作用もありますので、生殖機能が活発に働かないといわれることの多い、体温が常に低めの女性には特におすすめです。

色や味は紅茶に似ていますが、紅茶のような渋みはなく、後味もさっぱりしています。
そのままのストレートティーで美味しく飲めますので、食事の最中や食後にも合います。
また、ミルクや砂糖を入れて紅茶風にしたり、ハチミツとしょうがを入れて飲んでも、違った美味しさがあります。
      
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   <title>漢方での治療</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:45Z</published>
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      病院で行われる不妊治療は西洋医学に基づいています。
西洋医学に頼らずに、最初から西洋医学による治療を希望される方もいます。
また、病院での不妊治療が長引いてくると、東洋医学(漢方)での治療を平行して行う病院もあります。

東洋医学で考えられている不妊治療についてまとめてみました。

◆冷え
漢方では、内腎・副腎・外腎の三つをさして「腎」と呼びます。
内腎・副腎は腎臓や副腎をさし、外腎は泌尿生殖器、女性では子宮・卵巣・膀胱など、男性では厚顔などをさします。
この腎の機能が低下することを「腎虚」といいます。
つまり、腎虚は不妊の原因であり、腎虚を治すことが漢方治療の根本です。
そして、この腎虚は「冷え」によって起こります。
冷えは病気ではないとされていますが、人間の持つあらゆる機能を低下させてしまうことがわかっています。
まず、この冷えを改善することから漢方の治療は始まります。

◆?血(おけつ)
?血とは、血液が体内を循環せず停滞している状態のことを言います。
女性の子宮や卵巣は?血の影響を受けやすく、その結果、排卵障害や生理不順・生理痛などを起こしやすくなります。
子宮筋腫や子宮内膜症などの原因にもなり、不妊にも大きく影響します。
漢方での不妊治療では、?血をなくすことも重要です。

冷えや?血を改善することで、子宮や卵巣を妊娠しやすい環境にかえていこうとするのが、漢方の不妊治療の考え方です。
赤ちゃんにとって快適な母体をつくることが妊娠へのアプローチになり、そのための方法として漢方治療が最適であると考えられています。
      
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   <title>男性の追加検査</title>
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      基礎検査時に精子に異常が認められた場合は、追加検査が行なわれ、どこに異常があるかを徹底的に調べます。

◆精液の精密検査
この検査によって、女性の頸管粘液と精子との相互作用について、性交後試験(ヒューナーテスト)よりも厳密に調べることができます。
通常、受精は、卵子の外側にある層と精子が結合し、卵子を取り囲む壁(透明帯)を突き破るか貫通するかして行なわれます。
精子がこれらの一連の運動(動き)を正常にすることができるかどうかについて、様々な検査をして調べていきます。

◆精巣生検
精液検査で乏精子症や無精子症と診断された場合に、精巣で精子が正常に作られているのかどうかを調べるために行なわれます。
局所麻酔を精巣の組織小片を採取して顕微鏡で調べます。
採取自体は20分ほどで終わり、局所麻酔のための注射以外は痛みを感じる事はありません。
検査後は2～3日の間、精巣に痛みを感じることがあるかもしれません。
性行為は検査後1～2週間はとめられます。
無精子症と診断された場合でも、この検査で精子が見つかることがあります。
その場合は、精子の輸送経路の問題を確かめるため、精巣精管造影検査が行なわれます。

◆ハムスターテスト
精子が、正常に卵子の中に入る込むことが出来るのかどうかを確かめるための検査です。
透明帯を取り除いたハムスターの卵子を使い、精子が卵子と結合する能力や卵子に貫入する能力を調べます。
ただし、この検査を行なわない医師もいます。

ほかにも、生殖器の形状などを確かめるための超音波検査や、精子の抗体の有無を調べる血液検査などがあります。
      
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   <title>ヒューナーテスと(性交後検査)</title>
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      不妊治療を受けるとき必要になる検査の一つに、性交後検査というものがあります。
ヒューナーテストといわれることもありますが、日本語の持つイメージから、どんな検査だろうと不安を感じる方も多いかと思います。

ヒューナーテストの目的は、性交後の精子の状態を調べることにあります。

女性の子宮内は、普段は、子宮頚管で作られる、頚管粘液という粘性の高い分泌液で感染から守られています。
この頚管粘液は、排卵期になると粘性が低くなり水っぽくなります。
これは、精子が子宮内へ入るのを妨げないようにしたり、子宮内で動きやすくさせたりするためです。
排卵期の頚管粘液の量や、頚管粘液内での精子の生存状況、頚管粘液と精子の相性などを調べることで、受精の可能性を知ることが出来ます。
受精のためには頚管粘液内を元気にたくさんの精子が動いていることが理想といえます。

検査は、性交後の頚管粘液を採取して行ないます。
排卵に近い時期に性行為を持ち、その2時間から8時間後までの間に病院へ行き、検査を受けます。
重要なのは、このタイミングです。
頚管粘液の採取は、子宮頚管から少量を慎重に採取しますので、痛みはありません。
その後、質や伸び具合、酸性度とともに、顕微鏡による精子数と運動率も調べられます。

より信頼性を高めるために、同月経周期中に数回繰り返して行なう場合もあります。
逆に、この検査の必要性や意義に疑問を持ち、検査自体行なわない病院もあります。
      
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   <title>子宮卵管造影(HSG)</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:44Z</published>
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      子宮や卵管が原因による不妊の可能性を調べるために行なわれるのが、子宮卵管造影です。

子宮と卵管を、造影剤を使ってX線撮影し、卵管が通っているかどうかや腫れていないかどうかを判断します。
同時に子宮の大きさ、形状や構造も調べることが出来ます。

X線撮影そのものはすぐに終わり、検査にかかる時間は15分ほどですが、器具を取り付けるなどの準備に多少時間がかかります。

使用する器具により手法は様々ありますが、共通の手順として、まず第一に、子宮頸部の消毒から始まります。
次に、子宮頸部を正しい位置に保持します。
この時、子宮頸部を一対の小さなピンセットでつまみますので、チクチクとした痛みを感じるかもしれません。
続いて、造影剤を子宮頸部から子宮内部へと注入します。
圧力をあげていくと、造影剤は卵管を通って最終的に腹腔内間まで移動していきます。
X線撮影を段階的に進めることで、造影剤の通り道を追跡します。
造影剤が卵管の末端から出てくるかどうかを確認することで、卵管の通過性を調べます。

子宮卵管造影で異常が認められると、腹腔鏡や子宮鏡、卵管鏡を使ってさらに検査が行われることもあります。
まれに、検査に対する緊張や痛みへの過剰反応から卵管が収縮してしまい、卵管が詰まっているかのように判断されてしまう場合もあります。

この検査の副作用として、月経痛程度の痛みや臍出血、短時間の失神やふらつきなどがあります。
また、この検査を行うことで妊娠率が上がるという報告もされています。
これは、造影により卵管が洗い流されたり、頸管粘液が改善されるためではないかといわれています。
      
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   <title>病院について</title>
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   <published>2009-07-02T14:37:44Z</published>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://8web-v.com/">
      不妊治療のための受診を考えたとき、まず頭に浮かぶのは産婦人科だと思います。
産婦人科の中には不妊治療を専門にしている医院もありますが、個人病院には必ずしも不妊治療の専門医がいるとは限りません。
不妊治療を行なうための病院ごとの設備や、医師の知識や技術には開きがありますので、病院選びは慎重にすることをおすすめします。

不妊治療を専門としている病院や、専門医のいる病院は、当然ながら、不妊検査や治療の経験も豊富です。
一般の産婦人科医院ではできない、より精密な検査や治療を行なうことができます。
生殖医療は日進月歩の分野です。
新しい検査や薬剤、手技に遅れをとらないような検査・治療法などの専門性が重要になってきます。

不妊治療専門の施設には、治療にあたる医師が専門医であるだけでなく、不妊治療を専門とする看護師や胚培養士をはじめ、臨床心理士、カウンセラー、体外受精コーディネーターといった、専門的な知識と経験を持つ多種多様な医療スタッフが揃っている場合が多くなります。

治療を進む間に、ほかの様々な専門医が必要になる場合もあります。
男性の不妊には、男性不妊症(アンドロロジー)を専門とする 泌尿器科医が最適ですし、遺伝性疾患の専門医による指導と診察を受けたほうが望ましいケースもあるでしょう。

不妊治療専門施設で治療を受ける事は、カップルが不妊治療のどこの段階にいようと、常に最善の医療を各専門医から受けることが出来ることを意味します。
      
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   <title>高齢出産とは?</title>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://8web-v.com/">
      女性の社会進出、価値観の多様化などに伴い、中高齢での妊娠・出産を選択する女性が増えています。
また、意識することなく自然に任せた結果が、中高齢での妊娠・出産となる方も、勿論大勢おられることと思います。

高年齢での妊娠や出産をすることを「高齢妊娠」「高齢出産」とよく言いますが、私たちが日常イメージする高齢とは、多くは70歳以上、80歳以上のお年寄りではないでしょうか。
では、妊娠・出産においての「高齢」とは一体何歳からのことを指すのでしょうか。

高齢出産という言葉は世界保健機関(WHO)でも使われている、世界に共通する言葉となっていますが、はっきりとした定義はされておらず、統計上または医学上、35歳以上の出産のことを高齢出産と考えられています。
日本においては、日本産婦人科学会が、35歳以上の初産婦について「高齢初産」と定義しています。
以前は30歳以上としていましたが、30歳以上で妊娠出産をする女性が増加したことや、いろいろな調査結果から、1993年に35歳以上とされました。

高齢出産と言われたり、考えたりするだけで、不安に思う方も少なくないと思います。
35歳を過ぎたからというだけで、急に何かが変わるということは勿論ありません。
私たちの身体が年を経る毎に徐々に老化し衰えていくのに伴って、妊娠・出産に対する危険性やリスクもだんだんと増していきます。
より安全な妊娠や出産をするために、高齢出産という言葉を、妊娠出産に伴う危険についての基礎知識や、危険の回避・予防のための十分な知識を得ることを喚起する言葉という風にとらえていきたいと思います。
      
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   <title>高齢での不妊</title>
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      WHO(世界保健機関)は、「不妊」の定義を「避妊をしていないのに2年以上にわたって妊娠に至らない状態」のこととしています。

赤ちゃんが欲しいと望んでいるのになかなか妊娠できないでいる場合は、不妊治療をすることで赤ちゃんが授かる場合もあります。
現在では全出産の13.7%の割合で、不妊治療を行なったという報告がされており、8組に1組が不妊治療をして出産していることになります。

不妊の原因の半数は、無精子症など男性の側にあると考えられています。
残りの半数である女性の側の理由については、女性の体内での妊娠のメカニズムを考えた上で、大きく三つに因子に分けることができます。
まず、卵子の排卵が上手く行なわれない排卵障害による不妊です。
そして、受精卵を子宮に輸送する卵管の輸送能力が低下する卵管性不妊があります。
最後に子宮に着床されない着床障害による不妊です。

特定の疾病や感染症による不妊では、病気を治療することで妊娠が可能になりますが、女性の年齢が高くなり身体の老化とともに妊娠しにくくなっている場合もあります。
実際に、30歳未満の不妊治療の割合は出産全体の7.6%であるのに対し、30～35歳では17.9%になり、35歳以上では27.3%になるとの報告がされています。
35歳以上の高齢出産では4人に1人が不妊治療を行なっていることになります。

病歴の有無にかかわらず、高齢での妊娠・出産を考える場合には、不妊という言葉を頭の片隅で意識しておくのもいいかもしれません。
少しでも不安に思うようなら、早めに産婦人科医に不妊の相談をされた方がいいでしょう。
      
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   <title>不妊のサイン</title>
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      女性の身体は、30歳を過ぎる頃から妊娠するための機能が徐々に低下するといわれています。
身体の老化に合わせて卵子も老化することや、排卵のためのホルモンの分泌量が低下するなど、健康な身体であっても、年齢とともに妊娠の確率も低くなってしまいます。

妊娠を望んですぐに妊娠できるとは限りません。
妊娠しにくいかもしれないという人の条件についてまとめてみました。
高齢での妊娠・出産を考えている人で、当てはまる条件のある人は、不妊ということについて考えてみるのもいいかもしれません。

◆女性の身体からのサイン
・生理の量が少なすぎる場合や多すぎる場合
・生理痛がひどい場合
・生理が重い場合
・生理の間隔が短すぎたり、逆に長すぎたりする場合
・生理が不順な場合
・無月経になっている場合
・おりものに異変がある場合
・性交時に痛みがある場合
◆生活習慣など
・喫煙(夫婦ともに、またはどちらかの場合でも)
・極端な肥満
・無理なダイエットによるやせすぎ
・セックスレス(セックスの回数が少ない)
・ストレスにさらされている
◆男性の側の状況
・ED(勃起障害)
・性器を手術した経験がある

上記の条件に当てはまるものがあり、避妊をしなくなってから2年以上経つのに妊娠しない場合や、排卵日にあわせて性生活をしているのに妊娠しないという場合は、不妊について産婦人科医に相談される方がいいでしょう。
高齢になると、不妊治療の効果も出づらくなります。
早めの相談・治療をされた方が妊娠への近道になります。
      
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   <title>不妊の検査</title>
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      避妊をやめてから2年以上経っても妊娠に至らない場合を「不妊」を呼びますが、しっかり2年を待つ必要はありません。

特に高齢で妊娠・出産をされる方は、常に不妊ということを頭の片隅においておかれ、少しでも不安のあるときは、勇気を出して一日でも早く病院に相談に行かれたほうが良いと思います。

病院での問診の後、夫婦生活のタイミングなどのアドバイスが医師からされるだけといった場合もありますが、たいていは、本人の意思が尊重されたうえで基本的な不妊の検査が行なわれます。
検査の方法は病院によって異なりますが、通常は次の三つのことについて調べるための検査を受けます。
・排卵が起こったかどうかを確認する
・精液を検査する
・生殖器の器質的な異常の有無を判定する

これらを調べる、一般的な検査としては以下の通りです。
・女性、男性それぞれに問診を行なう
・診察(たいていは女性のみ。内診と経腟超音波検査)
・基礎体温表のチェック
・性感染症の検査(クラミジア感染)
・精液の検査(男性のみ)
・性交後検査(ヒューナーテスト)
・血中ホルモン検査(女性のみ)
・子宮卵管造影(女性のみ)

中には痛みのあるものや、恥ずかしさを感じるものもあります。
しかし、怖いとか恥ずかしいといって検査をしないままでいると、いつまでたっても不妊の原因もわからないままです。
不妊治療には検査が絶対不可欠です。
検査について不安がある場合は、まずはそこから相談されてはいかがでしょうか。
いずれにしても、医師との信頼関係を築き、何事も相談できる状態になることは、これから続く不妊治療にとっては欠かせないことです。
      
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   <title>基礎検査の内容 その1</title>
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      不妊治療は検査をすることから始まり、不妊治療にとって検査は不可欠なものです。
検査をしないことには、不妊の原因がどこにあるのかがわからず、治療方針も定まりません。
男性と女性では、検査項目や検査方法は異なります。
女性に対しての不妊の基礎検査について、まとめてみました。

初診時に行われるのは、ほとんどが以下のような簡単な検査です。
生理が終わった直後くらいのタイミングでの受診がよいでしょう。

・問診や視診
全体的な病歴や遺伝的疾患などの確認のため行ないます。
体型、乳房や性器のついての視診もあります。
ホルモンバランスの乱れなどの確認のため、月経周期や性生活についての質問もあります。

・内診
一般的な産婦人科の内診検査です。
子宮の奇形やポリープ、びらんなどの有無がわかります。
治療中は定期的に受けることになります。
さらに、卵巣や子宮の様子を調べるための経膣超音波検査を受けます。

・基礎体温表
排卵周期を確認するために、基礎体温を記録します。
初診時に2ヶ月以上記録した表があるようならそれを持参します。
準備されていない場合は、記録をつけるよう指導されます。

2回目以降の受診時には、生理の周期にあわせ、様々な検査が行われます。
・性感染症検査
・性交後検査(ヒューナーテスト))
・経膣超音波検査
・血液検査
・子宮卵管造影(HSG)
などがあります。
病院の設備や担当医の方針などによって行なわれない検査もあります。
初診時に検査項目や内容について確認をされることをおすすめします。
      
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   <title>基礎検査の内容 その2</title>
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      不妊治療のための基礎検査の主なものは、2回目以降の受診で行なわれます。
女性の受ける検査についてまとめてみました。

・性感染症検査
妊娠する確率を低下させるおそれのある性感染症について検査します。
まず、血液検査でクラミジアの感染の経験の有無を確認します。
結果が陽性の場合は頚管の分泌物を採取し、現在の罹患を確認します。
罹患中であれば、男性女性ともに抗生物質治療を受け、治療します。
マイコプラズマやウレアプラズマなど、そのほかの感染症の検査を行うこともあります。

・性交後検査(ヒューナーテスト))
性交後に、精子が子宮内を正常に動くことが出来ているかどうかを確認するための検査です。
性行為を持った直後に病院へ行き、頚管の粘膜を採取して調べます。
この検査を行なわない病院もあります。

・経膣超音波検査
超音波を使って子宮や卵管、卵巣の形や位置などを確認することで、生殖器の疾患や異常などを調べるために行ないます。
ブローグと呼ばれる棒状の器具を膣に挿入し、ブローグからでる超音波から得られる情報をモニター画面で確認します。
内診等、産婦人科の検査に慣れていない人は、最初は多少抵抗を感じるかもしれません。
この検査は、不妊治療が始まってからも受ける場合があります。

・血液検査
血中のホルモン濃度を調べるために行ないます。
月経周期に合わせてホルモン濃度を検査することで、排卵が起こっているのかどうかを確認します。

・子宮卵管造影(HSG)
子宮と卵管の形状、卵管閉塞などの異常をより厳密に知るために行なわれます。
生殖器内に造影剤を注入してX線撮影を行なう、X線検査です。
検査自体にかかる時間も15分ほどとそれほど長くはなく、簡単な検査ではありますが、不快感を感じる場合もあります。
月経痛に似た痛みや、短時間の臍出血、短時間の失神やふらつきといった副作用も少なからずあります。
      
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   <title>男性の基礎検査</title>
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      不妊の原因の約半分は男性の側にあるとされています。
治療を始める際に男性に対して行なわれる基礎検査もとても重要になります。

一般的な男性への基礎検査についてまとめてみました。

◆問診
初診時に行なわれます。
全般的な健康状態をはじめ、職業や生活習慣、感染症や事故、手術などの経験、不妊症の家族歴といった、様々な質問がされます。

◆精液検査
2回目以降に行なわれます。
精液の量、精子の数や運動率、奇形率、白血球数などを調べます。
日本産婦人科学会による、精子のそれぞれの正常値の基準は以下の通りです。
・精液量 2～6ml
・精子数(精子濃度) 4000万/ml以上
・精子運動率(運動量) 50%以上
・奇形率 15%以下
精液1ml中に精子の数が2000万以下の場合は乏精子症、全くない場合は無精子症と診断され、また、運動率の悪い精子が、全体の精子数の50%以上になる場合は精子無力症と診断されます。
そのほか、奇形の多い奇形精子症、含まれる白血球の数が多い膿精子症があり、どの場合も男性側の不妊の原因なります。
検査方法は、3～5日ほどの禁欲期間をおいて、マスターベーションで精液を採取します。検査結果は体調によって変化することがありますので、一回の検査結果だけで確定されない場合もあります。
また、この検査は、女性への検査で女性の側に原因が見つかった場合でも行なわれます。

ほとんどの場合、精液検査で正常な結果が得られれば、その後に男性が検査を受ける事はありません。
もし異常が見つかった場合は、精子のより精密な検査・精巣検査・精巣精管造影検査・ハムスターテスト等が行なわれます。
      
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